| ■こどもたち
<こどもたち>
昭和20年代後半から昭和30年代初頭にかけて、土門拳は精力的にこどもたちの撮影を行った。
日本全体が貧しく、しかしたくましく生きていた時代。そんな時代に生き生きと遊ぶこどもたちを土門は愛し撮影した。
<筑豊のこどもたち>
昭和34年から土門拳は炭鉱の閉山がもたらした、福岡・筑豊の悲惨な状況を伝えるため撮影を行った。閉山により職を失い、貧困にあえぐ人々、そしてそのこどもたちを写し、翌年にはザラ紙に印刷した『筑豊のこどもたち』(パトリシア書店)を出版した。
ボタ拾いをするこども、学校に弁当を持ってこれずに弁当の時間にじっと下を向き絵本を見るこども――その姿はこどもたちの明と暗をはっきりと映し出している。
――この2つのテーマの中から、46点の作品を展示する。
|